COLUMN
コラム
IT業界の企業に対する風評被害・誹謗中傷には企業の成長を妨げるリスクが
- 2018.06.18
- 企業
IT業界の企業は、ネットをメインにサービスを展開することが多く、広告などもネットメディアを中心に展開していきます。
そのため、比較的、ネット上の風評被害・誹謗中傷の影響を受けやすい業界だといえます。
特に、ブラック企業の噂などは、SNSなどの拡散力の高いツールを通じて、簡単に広まってしまいますので、注意が必要になるでしょう。
優秀な人材を確保できないリスク
IT業界の企業への風評被害・誹謗中傷において大きなリスクといえるのが、人材確保が難しくなる点です。
IT関連の業種は、今後も伸びていく可能性の高い業種であると同時に、過酷な競争が行われている業種でもあります。
そのため、中には厳しい労働環境で働いている従業員もいるでしょう。そして、IT業界をある程度経験した人は、それを理解しています。
このことから、IT業界への就職や転職を考えている人は、かなり労働条件や環境に神経質になっているといえるでしょう。
一度、○○社はブラック企業である、というような風評被害・誹謗中傷が投稿されてしまうと、多くの人が避けてしまう傾向があるのです。
IT企業の成長と成功は、優秀な人材の確保にかかっているといえて、風評被害・誹謗中傷が原因になって、優秀な人材が逃げてしまうと、その被害は甚大だといえるでしょう。
ネット広告もリスクをはらんでいる
IT企業への風評被害・誹謗中傷は、ネット広告が発端になることも珍しくありません。
ちょっとした配慮不足が原因になって、該当の広告を見かけたネットユーザーが、掲示板などに風評被害・誹謗中傷を投稿してしまいます。
これがSNSなどを通じて拡散されてしまうと、企業にとっては大きなリスクになってしまうでしょう。
また、気になる企業のネット広告を面白おかしく取り上げて、炎上させようという風潮も近年のネットには見受けられます。
そんなネットユーザーのターゲットにならないような配慮も必要になってくるでしょう。