COLUMN
コラム
ネット上のデマや風評被害・誹謗中傷の広がり方を知って対策に役立てる
- 2018.07.23
- 基礎知識
ネット上のデマや風評被害・誹謗中傷が、どう広がっているいくのかは、これらの対策をする場合にはぜひ覚えておきたいポイントです。
広がり方を予測できれば、どう対処していくのかもわかりやすいはずです。
SNSは見逃せない
デマや風評被害・誹謗中傷がネット上で、どう広がるかを確認する上で、絶対に見逃せないのがSNSの存在です。
ネット上の多くの情報は、SNSがきっかけになって、爆発的に拡散されていくことが多いです。
その他のWebページとは、比べものにならないくらいの拡散力を持っているので、SNSでの投稿を境にして、大きく拡散していくと考えてもよいでしょう。
発信力のある人物やメディア
デマや風評被害・誹謗中傷は、一般人の間でもどんどん広がっていきます。
しかし、ある段階を境にして、ネットを飛び越えて、拡散していくことがあります。
それが、発信力のある人物やメディアに取り上げられた段階で、場合によっては大手のメディアがデマを信じ込んで、テレビや新聞を通じて、拡散してしまうこともあるのです。
この段階まで拡散されてしまうと、事態を収めるのは、かなり難しくなってしまいます。
また、時間の経過によって事態が収まっても、人々の頭の中に、根強い記憶として残ってしまうでしょう。
ネガティブな情報は信じられやすい
人は心理的にネガティブな情報の方が反応しやすくなっています。
そのため、ネガティブな情報を信じ込みやすい傾向があり、ネット上のデマや風評被害・誹謗中傷は、ネガティブな情報であることが多いです。
このことからも、元々、デマや風評被害・誹謗中傷は広がりやすい性質を持っているともいえるでしょう。
その情報が真実かどうかは、あまり関係なく、それはネット上の投稿を確認していけば予測できるのではないでしょうか。
ネット上には、既にたくさんのデマが拡散されてしまっています。
風評被害・誹謗中傷の対策をするなら、こうした人の心理に関する知識も覚えておきたいところです。