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ネット炎上のメカニズムを知って風評被害・誹謗中傷の炎上を防ぐ
- 2018.07.29
- 基礎知識
ネット炎上のメカニズムを知ることは、風評被害や誹謗中傷の対策にも繋がってきます。
炎上がどのようにして発生して、どのように広がっていくのかを、把握しておくとよいでしょう。
ネガティブな情報に敏感
風評被害や誹謗中傷は、とてもネガティブであることが多いです。
そして、人々は、そのネガティブな情報に敏感に反応してしまうのです。
そんな意味では、人々にキャッチされやすい風評被害・誹謗中傷の類いは、目立ちやすいといえるでしょう。
これを知っていれば、些細な風評被害・誹謗中傷であっても、放置しておくのは危険だとわかるはずです。
無理やり抑えられると広がる
風評被害や誹謗中傷は、無理やり抑えられると余計に広がる性質を持っています。
無理やりだと捉えられる対策方法は、対象が焦って、火消しに走っているのではないか、とイメージされてしまう可能性があるのです。
その結果、SNSなどでさらに拡散されてしまうというケースもよくあります。
そのため、削除などで風評被害・誹謗中傷の対策をする場合には、目立たないように工夫する必要があります。
インフルエンサーについて
最近は、インフルエンサーという言葉をよく聞くようになりました。
インフルエンサーには、世間に与える影響の強い人物といった意味合いもあります。
ネット社会ともいわれる現代において、そのインフルエンサーとは、世間に与える影響力の強い人物のSNSのアカウントともいえるでしょう。
こうした人物のSNSで、風評被害・誹謗中傷が取り上げられた途端に、被害が急激に拡大していく可能性があります。
また、インフルエンサーに該当する人物が、必ずしも高い情報処理能力を持っているとは限らず、時に誤った情報を取り上げてしまうこともあります。
水面下で広がりつつある情報がインフルエンサーの目や耳に入ることによって、爆発的に拡散するというメカニズムは、ぜひ覚えておきたいところです。
そして、対策をするなら、そうした人物に取り上げられる前に、処理したいものです。