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なぜ風評被害や誹謗中傷が発生するのか?3つの原因を紹介
- 2018.06.22
- 基礎知識
風評被害や誹謗中傷がなぜ発生するかを理解するのは、難しいように感じるのではないでしょうか。
しかし、風評被害や誹謗中傷によるトラブルを確認してみると、大きく分けて3つの原因があることがわかります。
詳細部分まで突き詰めて発生を未然に防ぐのは難しいですが、大元ともいえる、3つの発生源を封じてしまえば、被害を未然に防げるかもしれません。
企業のトラブル対応能力の不足
風評被害・誹謗中傷の元をたどってみると、その発端が企業のトラブルであることは多いです。
企業のトラブルは、マスコミにとっても格好の的なので、瞬く間に風評被害・誹謗中傷が広まってしまう可能性があります。
そして、この際に重要なのがトラブル対応能力です。
ほとんどの場合、誤った対応をしてしまうからこそ、風評被害・誹謗中傷といった二次被害に繋がってしまいます。
逆に、トラブル対応能力が高ければ、その対応を消費者が評価してくれる場合もあるのです。
これについては、日頃から社員にトラブル時の対応を徹底的に学ばせるしかないでしょう。
元従業員による投稿
風評被害・誹謗中傷の中には、元従業員による投稿も見受けられます。
これがなかなか厄介で、現役の社員なら、待遇改善やルールの徹底で対策することもできるでしょう。
しかし、元従業員の場合、会社の手が及ばないので、対策が難しいのです。
また、元従業員の書き込みは、とても信憑性が高い雰囲気を持っています。
そのため、信じ込んでしまう人も多く、予想以上に被害が広まってしまうということも珍しくありません。
サービスの品質が不足している
風評被害・誹謗中傷に繋がる可能性として、最も大きな原因です。
ネットの口コミ投稿は、いまや当たり前なので、サービスの品質が不足していれば、すぐに風評被害・誹謗中傷のような投稿をされてしまうでしょう。
日々、サービスのチェックや改善を行っていく体制が整っていれば、多くの風評被害・誹謗中傷を未然に防げるはずです。