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ネットの風評被害・誹謗中傷のリスクから企業を守る3つの方法
- 2018.06.16
- 企業
ネットの風評被害・誹謗中傷のリスクから企業を守るには、事前対策と事後対策の組み合わせが重要だといえるのではないでしょうか。
SNSは、非常に拡散力が高いので、事後対策では、どうしても後手に回ってしまいます。
こうなると、被害を最小限に食い止める手段しか残されていません。
民事なのか?刑事なのか?
ネットの風評被害・誹謗中傷の被害者になってしまった場合、まず考えられるのが民事事件として処理するか、刑事事件として処理するかです。
民事事件として処理して、損害賠償を請求し、損失をしっかりと補填しておくことも、リスクから企業を守る手段ではないでしょうか。
また、刑事事件として処理して、加害者に社会的制裁を加えれば、世間に対する正当性の主張にもなりますし、再び風評被害・誹謗中傷の的になってしまうのを防げるかもしれません。
顧客心理の理解もリスク回避に繋がる
自社の製品について消費者は何を思っているか。
これを考えることは、商品を売るためだけではなく、風評被害・誹謗中傷の回避にも繋がります。
顧客心理をしっかりと把握して、顧客満足度を高めることによって、クレームを回避できるのです。
風評被害・誹謗中傷トラブルの元をたどってみると、加害者がその企業の顧客であることは珍しくありません。
その企業が顧客に対して、行っていた対応が、風評被害・誹謗中傷となって返ってくることもあるのです。
このことから、Web調査や分析などをして、顧客の動向を知っておくことも、ネットの風評被害・誹謗中傷のリスクから企業を守ることに繋がります。
職場環境の改善
職場環境の改善は、ネットの風評被害・誹謗中傷と関係ないように感じますが、実は大きな関連性があります。
ネットの風評被害・誹謗中傷トラブルにおいて、加害者になってしまいやすい属性には、顧客の他に、自社の社員が挙げられるのです。
特に、日頃のうっぷんを私生活や社内で晴らせないタイプの人は、その矛先をネットに向けることが多いです。
そのため、職場環境を改善して、社員のストレスを軽減する行為は、自社社員によるネットの悪評を防ぐことに繋がります。